TAIYO FOUNDATION GUIDANCE
15/36

突起幅突起間隔突起突起高さ線状突起圧延方向β:突起方向角度コイル(突起付き圧延鋼帯)線状突起WWπsin βD=Dβシーム部▲鋼管をカットした状況 (鋼管内部のコンクリート表面に突起の線状痕 が見える)KCTB場所打ち鋼管コンクリート杭の鋼管コンクリート部を構成する鋼管の仕様は次のとおりです。製造方法 コイル圧延工程において、コイルの片面に圧延方向と平行に連続した線状突起を成形します(図-2)。線状突起は、2.5mm ≦ (突起高さ)、30mm ≦ (突起間隔) ≦ 40mm(シーム部を除く)、4mm ≦ (突起幅) ≦ 20mm(ただし、 突起間隔 - 突起幅 ≧ 20mm)とします。 この突起付きコイルの突起が内面になるようにスパイラル造管することにより、所定の径の突起付き鋼管を製造します。突起方向角度β(管軸直角方向となす角度)は40°以下とします(図-4)。材質・形状・寸法等 鋼管の種類はJIS A 5525「鋼管ぐい」に規定されたSKK400-IRおよびSKK490-IRとします。鋼管の化学成分、機械的性質、形状および寸法の許容差も同じJIS A 5525に規定された値とします。●図-3 KCTB場所打ち鋼管コンクリート杭用鋼管●図-2 内面突起付き鋼管●図-4 突起付き圧延コイル鋼管の仕様(内面全長突起付き鋼管)14KCTB

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 15

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です