コラムの築造状況

築造したコラムの頭部

撹拌状況

エポコラム工法は、エポコラム翼(複合相対回転翼)を使用し施工しています。



外翼(A)と内翼(C)とが同一方向に回転をし、中翼(B)と削孔ヘッドがそれらとは異なる方向に回転(逆回転)します。各翼に装着されたそれぞれの羽根が、セメント系スラリーの混入によって弛緩され、且つ粘性が派生した土壌を、引きつれながら回転をします。その羽根切り作動に伴って、相対する翼間の土壌が対流流動を強制されます。従って、必然的に土壌が連続的に交錯し、もみ合います。土壌と固化材との「ねりこみ現象」の発生です。
 ねりこみ作用は築造するコラム体中で硬化材の均一拡散や狭窄された土塊の崩壊をするうえで不可欠な作用といってよく、また、その作用を促進させる為には各羽根の「すれちがう」作動頻度が重要です。

撹拌動作図
エポコラム工法

一軸撹拌混合処理【max:30.0m】
二軸撹拌混合処理【max:20.0m】

姿図
エポコラム翼説明

DH-508エポコラム専用施工機