SGE工法とは、掘削液を注入しながら地盤を掘削撹拌し
た後、孔内をソイルセメント化し、支持層付近で拡大掘
削・根固め球根を築造し、その中に鋼管杭を自沈または
回転により埋設する工法で、杭先端支持力を大幅に向上
させた高支持力杭工法です。
 SGE工法の名称は、Steel Geo Ecologyの頭文字3つから
ネーミングされたものです。
概要


SGE工法

(プレボーリング拡大根固め工法)

国土交通大臣認定  TACP-0200,TACP-0201


D杭種/規格・・・・・・・・鋼管杭/SKK400・SKK490(JIS A 5525)など
C適用杭径・・・・・・・・・φ400〜1200mm
B杭先端平均N値・・・40≦N≦60
A最大施工深さ・・・・・砂質地盤70m 礫質地盤66m
@先端地盤・・・・・・・・・砂質地盤、礫質地盤
概要
概要
概要
・2006年1月23日取得
 (認定取得会社:住商鉄鋼販売(株)、(株)クボタ)
・認定番号 TACP-0200(先端の地盤:砂質地盤)
・認定番号 TACP-0201(先端の地盤:礫質地盤)
施工手順図
根固め径≒ディスク径の1.5倍
弊社は平成18年2月、大臣認定取得会社である
住商鉄鋼販売(株)と(株)クボタより、「指定施
工会社」の認定を受けております。
概要
Ecology
Geo
Steel
 SGE工法協会
http://www.sge-kouhou.com
指定施工会社の認定書
2個のオーガーヘッドを使用することにより、施工時間の短縮
が可能です。
D施工がスピーディー
杭材料に薄肉の鋼管を使用するため発生残土を低減できます。
C発生残土が少ない
鋼管の使用により耐震性に優れています。
B杭体材料の信頼性が高い
鉛直支持力が大きいので杭本数を減らせます。
Aフーチングをコンパクトに出来る
α :450 (杭先端支持力係数)
β :3.3 (砂質土層の杭周面摩擦係数)
γ :0.5 (粘性土層の杭周面摩擦係数)
N :杭先端平均N値
Ns:砂質土層での平均N値 (≦30)
qu:粘性土層での平均一軸圧縮強度 (≦200kN/m2)
Ap:先端ディスク径の閉塞断面積 (m2)
   Ap=π×Dd×Dd/4 (Dd:先端ディスク外径)
Ls:砂質土層での杭の長さ (m)
Lc:粘性土層での杭の長さ (m)
Ψ :鋼管の周長 (m)
・鉛直支持力(Ru)の評価式
Ru=α・N・Ap+(β・Ns・Ls・+γ・qu・Lc)Ψ (kN)
杭先端のディスクおよび拡大球根により、先端支持力係数(α)を552〜703(鋼管径換算)
として先端支持力を算定します。
@大きな鉛直支持力
概要
(mm)
鋼管径 ディスク径 根固め径 軸部掘削径 根固め高さ
Dp Dd Db Do Hu Hd
400 500 750 600 600 500
500 620 950 720 750 500
600 720 1100 820 900 500
700 820 1250 920 1050 500
800 930 1400 1030 1200 550
900 1030 1550 1130 1350 600
1000 1130 1700 1230 1500 650
1100 1230 1850 1330 1650 700
1200 1330 2000 1430 1800 750